寝る前1時間の光の整え方|今夜からできる、眠る準備

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夜の柕元|ベッドサイドのあたたかいあかりと、本・眼鏡・マグカップ

夜 11 時に寝るつもりが、直前まで部屋は昼のように明るく、手にはスマートフォン。

多くの家の夜は、こんなふうに過ぎていきます。生活を全部変える必要はありません。ただ、寝る前の 1 時間だけ、光の使い方を意識してみる。それだけで、夜の終わり方は変わります。

この記事では、寝る前 1 時間の光の整え方を、時間の流れに沿って具体的にまとめます。睡眠と光の関係で整理した考え方の、実践ルーティン編です。

なぜ「寝る前の 1 時間」なのか

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」では、就寝前や睡眠中の光を、朝や日中の光と分けて考えることが示されています。夜遅くまで強い光を浴び続けると、眠る前の時間に体が休まりにくいと感じることがあるためです。

一日のすべての光を管理するのは現実的ではありません。けれど、眠りに入る直前の 1 時間なら、手が届きます。部屋の光、画面の光、手元の光。この 3 つを順番に整えていくのが、今回のルーティンです。

【60 分前】部屋の光を、一段落とす

最初の一歩は、部屋全体の照明です。

シーリングライトの明るさを一段か二段落とし、色をあたたかい電球色へ。調光・調色ができる照明なら、リモコンひとつの操作です。

ポイントは、「暗くて困る」まで落とさないこと。片づけや明日の準備など、夜にもやることはあります。支障のない範囲で、昼の光から夜の光へ切り替える。この「区切り」をつくることが目的です。

【45 分前】スマートフォンとの距離を見直す

寝る前のスマートフォンを完全にやめるのは、多くの人にとって現実的ではありません。だからこそ、「やめる」ではなく「条件を変える」と考えます。

画面の明るさを下げる。ナイトモードなど暖色系の表示に切り替える。そして、顔から少し離して持つ。同じ画面でも、目に入る光の量はこれだけで変わります。

部屋を暗くした後に明るい画面だけが残ると、光のコントラストが強くなります。部屋の光を落とした分、画面の光も一緒に落とすのがコツです。

【30 分前】手元のあかりに、切り替える

ここからは、部屋全体の光の出番を終わらせていきます。

シーリングライトを消すか、最小限まで落とし、ベッドサイドのあかりへ。読書をするなら、ページが読める明るさに調整した手元の光だけで十分です。

部屋全体の照明と手元のあかりの分担については、シーリングライトとスリープライトの使い分けで詳しく整理しています。

視界全体が落ち着いた暗さになり、手元だけがやわらかく明るい。この状態が、眠る前の 30 分のつくり方です。

【15 分前〜消灯】最小限のあかりだけ

本を閉じたら、手元のあかりも最小限へ。

タイマーやおやすみモードのある照明なら、設定しておけば消し忘れの心配がありません。布団に入ってから「灯りを消しに立つ」という小さな覚醒もなくせます。

寝るときは、できるだけ暗くするのが基本です。夜中に起きることが多い人は、光源が直接目に入らない位置に、最小限のあかりを。スリープライトの選び方でも書いたとおり、「寝る前は使い、寝るときは消すか、最小限まで暗くする」が目安になります。

朝のために、ひとつだけ

夜のルーティンの仕上げは、実は朝にあります。

起きたらカーテンを開けて、朝の光を部屋に入れる。厚生労働省の睡眠ガイドでも、朝や日中にしっかり光を浴びることが、昼と夜のリズムをつくるうえで大切だとされています。

夜の光を落とすことと、朝の光を浴びること。この 2 つはセットです。夜だけがんばるより、朝の 1 分を足すほうが、ルーティンは続きやすくなります。

続けるコツ:完璧を目指さない

4 つのステップを毎晩全部やる必要はありません。

リモコンの調光ひとつ、画面の明るさひとつ。今夜できそうなものを 2 つ選ぶだけでも、寝る前の部屋の印象は変わります。照明は意思の力がいらない道具です。一度設定してしまえば、あとは毎晩同じボタンを押すだけ。

ルーティンは、がんばるものではなく、仕組みにするものです。

lipro でつくる、夜のルーティン

このルーティンを道具側から支えるのが、lipro の 2 つのあかりです。

  • 太陽光シーリングライト:60 分前の「一段落とす」をリモコンひとつで。3000K〜5000K の調光・調色、Ra97+、フリッカーフリー
  • 太陽光スリープライト:30 分前からの手元のあかり。1〜100% の無段階調光、3000K の電球色、天面タッチ、時間が来るとゆっくり消えるおやすみモード

照明が眠りを直接変えるわけではありません。けれど、「決まった時間に、決まった光へ」という仕組みは、道具があるといちばん簡単につくれます。

よくある質問

Q. 毎晩は無理そうです。それでも意味はありますか?

A. あります。ルーティンは回数より「部屋の設定」です。照明の夜モードを一度つくっておけば、できる日は自動的にその光になります。できない日があっても、設定は消えません。

Q. 寝る直前までスマートフォンを見てしまいます。

A. まず「明るさを下げる・顔から離す」だけ始めてください。次の段階で、ベッドの中ではなく手元のあかりの下で見る、と場所を決める。禁止ではなく条件を変えるほうが続きます。

Q. 何ルクスにすればいい、という正解はありますか?

A. 部屋の広さや壁の色で変わるため、数値のひとつの正解はありません。目安は体感です。「部屋全体がまぶしくない」「手元の文字は読める」「光源が直接目に入らない」。この 3 つを満たしていれば、夜の光としては十分整っています。

まとめ:1 時間を、4 つの区切りで

60 分前に部屋の光を落とす。45 分前に画面の光を整える。30 分前に手元のあかりへ切り替える。15 分前から最小限に。そして朝、カーテンを開ける。

全部で覚えることは、これだけです。

今夜、リモコンの調光ボタンを押すところから始めてみてください。


参考情報

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lipro 編集部

lipro 編集部

lipro Japan公式。照明と暮らしの質の関係を、最新の研究データに基づいてわかりやすくお伝えします。