時差ぼけ・出張と光|移動先でリズムを整える光の使い方

8分で読めます
ホテルのナイトテーブルに置いた lipro 太陽光スリープライトと旅の荷物

夏休みやお盆の帰省、海外への出張や旅行。楽しみな移動の一方で、「現地で夜になっても眺れない」「昼間なのに頭がぼんやりする」という経験はないでしょうか。生活リズムが乱れる背景にはいくつかの要因がありますが、そのひとつが「光」です。この記事では、出発前の準備から現地・機内まで、光を手がかりにリズムを整えるコツを、持ち運べるあかりの選び方とあわせて整理します。

※本記事は光環境の整え方に関する一般的な情報です。照明は睡眠を治療するものではありません。

時差ぼけは、体内時計と現地時間の「ズレ」から

私たちの体には、およそ24時間のリズム(体内時計)があります。厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、生活リズムと光の関わりが取り上げられています。長距離の移動で現地時間と体内時計がズレると、夜に目が冴えたり、日中に強い眺気を感じたりしやすくなります。一般に、移動する時差が大きいほど、体が慟れるまでに時間がかかるとされています。

出発の数日前から、少しずつ現地時間に寄せる

時差の大きい旅行では、出発してから慌てるより、数日前から少しずつ生活を現地時間に近づけておくと、移動後が楽になりやすいと言われています。

  • 就寝・起床を、毎日15〜30分ずつ現地時間の方向へずらす
  • 食事の時間も、少しずつ現地に合わせていく
  • 朝に光を浴びる時間を意識する(次の項で詳しく)

無理に一気に合わせる必要はありません。「数日かけて少しずつ」が、続けやすいコツです。

光は、リズムを現地に合わせる「手がかり」になる

体内時計は、光の影響を受けやすいとされています(CIE などでも光と概日リズムの関係が整理されています)。ポイントは、「体を早める方向か、遅らせる方向か」で、光を浴びたい時間帯が変わることです。

  • 体を早めたいとき(現地の朝に早く合わせたい):朝にしっかり光を浴び、夜は光を控える
  • 体を遅らせたいとき(現地の夜に合わせたい):夕方〜夜に光を浴び、朝の強い光は控えめに

一般的な目安として、東へ向かう旅行では「朝の光」、西へ向かう旅行では「夕方の光」が向くとされます。ただし太平洋をまたぐ長距離では感じ方に個人差があるため、まずは「現地時間に合わせて、朝は明るく・夜は暗く」を基本に考えると分かりやすいでしょう。

機内での過ごし方

  • 現地時間で「夜」の時間帯は、アイマスクなどで光を避け、休むモードに
  • 現地時間で「昼」の時間帯は、無理に寝ず、窓の外の光や読書灯で起きて過ごす
  • 到着直後に活動する予定なら、機内での長い仮眠は控えめに
  • 水分をこまめにとり、カフェインやアルコールは採りすぎない

機内で「現地時間の生活」を少し先取りしておくと、到着後の切り替えがスムーズになりやすくなります。

宿泊先での、夜の光の整え方

  • 天井の白い照明をつけっぱなしにせず、手元のあかりだけに切り替える
  • テレビやスマホの画面の光と、少し距離をとる
  • 遮光カーテンがなければ、朝の光が入りすぎないよう工夫する(カーテンクリップなど)

「現地の夜は、部屋全体を明るくしすぎない」——これだけでも、夜の環境はつくりやすくなります。

国内の帰省は、時差がなくても「環境の変化」に注意

お盆や年末年始の国内の帰省では、時差はありません。それでも「実家だと、なぜか眺りにくい」と感じることがあります。慟れない寝室、いつもと違う明るさや音、生活リズムの乱れが背景にあることが多いようです。

  • いつもの就寝・起床の時間を、できるだけ崩さない
  • 夜は実家の明るい照明ではなく、手元のあかりで過ごす時間をつくる
  • 朝はカーテンを開けて、光でリズムの起点をつくる

なお、実家の照明そのものが暗い・見えにくいと感じたときは、お盆の帰省で気づく実家の「暗さ」で詳しくまとめています。

持ち運べる「手元のあかり」の選び方

出張や旅行では、コンパクトで持ち運べるあかりが役立ちます。選ぶときのポイントは次の通りです。

  • 暖色(電球色)に落とせる:夜の環境づくりに
  • しっかり暗く絞れる:宿泊先でまぶしくしない
  • コードレス・充電式:コンセントの位置を気にしない
  • まぶしくない・ちらつかない:暗い部屋でも目にやさしい

旅行前の「光まわり」持ち物チェックリスト:手元のあかり(充電式・暖色に調光できるもの)/アイマスク・耳栓/遮光用のカーテンクリップ/充電ケーブル・モバイルバッテリー

lipro 太陽光スリープライトの場合

lipro 太陽光スリープライトは、移動先でも使いやすい手元のあかりです。

  • 3000K の電球色で、1%〜100%まで無段階に調光(宿泊先でしっかり絞れる)
  • コードレス+Type-C 充電で、持ち運びやすい
  • 天面タッチ操作・おやすみモード
  • Ra97 の高演色・フリッカーフリー・RG0(IEC 62471 のリスクグループ0)に適合した、目にやさしい光

通常価格 ¥15,000(税込)/1年保証。

※光にできるのは、環境を整えるところまでです。移動後も体調のすぐれない状態が続く場合は、無理をせず医療機関にご相談ください。

よくある質問

Q. 機内では寝たほうがいいですか?
A. 現地時間に合わせるのが基本です。現地が夜なら休み、現地が昼なら無理に寝ないほうが、到着後に切り替えやすいとされます。

Q. 到着した日に昼寝をしてもいいですか?
A. 長い昼寝は夜の入眺に影響することがあります。どうしても眺いときは短めにとどめ、夕方以降は避けるのが無難です。

Q. サングラスは役に立ちますか?
A. 「浴びたくない時間の光」を抑える手段として使えます。逆に、浴びたい時間帯は外して光を取り入れます。

Q. 子ども連れの帰省で気をつけることは?
A. 子どもも「朝は明るく、夜は暗く」が基本です。夜は手元のあかりで過ごし、朝はカーテンを開けて光を入れると、リズムをつくりやすくなります。

まとめ

移動先で生活リズムが乱れやすいのは、体内時計と現地時間のズレが一因です。出発前から少しずつ現地時間に寄せ、現地では「朝は明るく、夜は暗く」を意識する——光を手がかりにすると、リズムを整えやすくなります。時差のない国内の帰省でも、環境の変化に合わせて光を整える考え方は役立ちます。持ち運べる手元のあかりがひとつあれば、慟れない宿泊先でも夜の環境をつくりやすくなります。この夏の帰省や旅行に、光の使い方を意識してみてはいかがでしょうか。

一日の光のめりはりは自然のリズムと睡眠、寝る前の光の手順は寝る前1時間の光の整え方、手元のあかりの選び方はスリープライトとはをどうぞ。


参考情報

💡 自然光に近い光が、心身の健康をサポートします

太陽光スペクトル再現 | メラトニン分泌に配慮 | RG0認証
lipro 編集部

lipro 編集部

lipro Japan公式。照明と暮らしの質の関係を、最新の研究データに基づいてわかりやすくお伝えします。